“冷酷さ身につけた”ブカヨ・サカのビューティフルゴールに称賛集まる「エレガントで捕らえどころなく……」

単独突破もできる貴重な存在 photo/Getty Images

クラブでも代表でも得点を重ねる

イングランド代表は、EURO2024予選グループステージでウクライナ代表と対戦。ホームのイングランドが2-0で勝利した。この試合で2点目を決めたアーセナル所属のブカヨ・サカに称賛が集まっている。

まさにビューティフルゴールだった。斜め45度の位置から、ファーを狙って巻いていくコントロールショット。サカはリーグ戦でもたびたびこの角度からゴールを決めており、まさにこれは“サカの角度”だ。

「プレイするたびに、彼はイングランド代表での地位を強化している。エレガントで、捕らえどころなく、創造的」と見出しに打ったのは英『Daily Mail』。「サカはイタリア戦でも好プレイを見せたが、彼の貢献はベリンガムやライス、ケインによって影が薄くなった。しかし今回は誰も彼を覆い隠すことができなかった。彼は、ますます印象的なイングランドチームの宝石の1つである理由をふたたび証明した」と称賛を贈った。
サウスゲイト監督もサカの出来には大満足だったようだ。サウスゲイト監督はサカが身につけたある種の「冷酷さ」について『Sky Sports』に語った。

「彼はいま、ゴール前にいるとき、本当の信念をもってプレイしていると思う。それはクラブや我々の試合を見れば明らかだ。彼には常に技術があった。それ(ゴールを決められるようになったこと)は技術的なことと同じくらい、メンタリティの変化にあった」

同メディアによれば、サカのイングランド代表での通算ゴールはこれで「8」。アーセナルではリーグ戦12ゴール10アシストの数字を残し、首位を走るチームを牽引する。冷酷なまでにゴールを射抜くようになってきたサカをサウスゲイト監督も信頼しているようで、ケイン、ベリンガム、ピックフォードらとともに2試合連続で先発の座をつかんでいる。今大会こそタイトルを獲りたいイングランド代表だが、サカの存在はEURO制覇のカギになるかもしれない。

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