フランス代表では長くゴールを守ってきたウーゴ・ロリス(36)が代表を退き、新たな守護神候補としてミランGKマイク・メニャン(27)の活躍に期待がかかっている。
メニャンはセリエAで高い評価を得ており、新守護神として申し分ない。さすがはタレント集団フランスと言ったところで、GKの世代交代もスムーズだ。
しかしフランスの恐ろしいところは、まだ後輩に優れたGKがいることだ。
データサイト『WhoScored』によると、今季欧州5大リーグにて20試合以上こなしているGKの中で最高となる82.8%のセービング率を記録しているのはスタッド・ランスGKエフバン・ディウフ(23)だ。
スタッド・ランスといえば日本代表FW伊東純也も所属しているクラブで、若手青年指揮官ウィル・スティルの下で快進撃を見せている。失点数はパリ・サンジェルマン、マルセイユと並んでリーグで3番目に少ない28失点に抑えられているが、それにディウフが大きく貢献しているというわけだ。
ディウフもU-21フランス代表での経験があり、まだ23歳と若い。これからが楽しみなGKと言えよう。
ディウフに続くのはバルセロナGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(80.6%)、ウニオン・ベルリンGKフレデリク・レノウ(79.3%)、ラツィオGKイヴァン・フロヴェデル(78.7%)、RCランスGKブライス・サンバ(78.4%)だ。
RCランスの守護神サンバもフランス代表に選ばれている実力者で、RCランスはリーグ最少となる21失点に抑えられている。
しばらくはメニャンが代表の守護神を務めていくだろうが、他にも楽しみな候補者は出てきている。