犯罪!?  GKをもっと信用するべき!? クラブOBからリサンドロ・マルティネスに痛烈批判

7-0というスコアは衝撃的だった photo/Getty Images

リサンドロ・マルティネスの強みが裏目に

マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールは長年のライバル同士。今季のリーグテーブルではユナイテッドが好調、リヴァプールが不調と対照的な両者だが、プレミアリーグ26節ではカラバオ杯王者である好調ユナイテッドがリヴァプールにまさかの大敗。しかも過去最高の7−0というスコア差には衝撃が走った。
 
前半、両者はどちらも譲らない形で均衡を保っていたが、43分にコーディ・ガクポのゴールでリヴァプールが先制した。『Daily Mail』によると、その1点目が決まったときのリサンドロ・マルティネスの守備を、ユナイテッドのレジェンドであるポール・スコールズ氏は非難したという。

マルティネスは、ガクポが良い体勢でパスを受けてシュートモーションに入ったと同時にゴール前に走ってきてシュートブロックを試みた。しかし、それがユナイテッドGKダビド・デ・ヘアの視界を遮る形になり、1点目が決まった原因となってしまったとスコールズ氏は苦言を呈している。
 
「彼はもっとGKのダビド・デ・ヘアを信用するべきだ。あのような行動は犯罪だ」

同試合での21分、アンドリュー・ロバートソンがトレント・アレクサンダー・アーノルドからのスルーパスを受けて右足でシュートした際にも、マルティネスはロバートソンへのパスと彼のシュートを予測しゴール前に走り、ヘッドでシュートをブロックしている。
それと同じ動きで、ガクポの1点目の際もシュートブロックを試みたマルティネス。GKの視界を遮ってしまったことで批判を浴びてしまったが、体格がCBにしては大きくないこともあり、あらかじめ相手の動きを見て次に何が起こるのかを予測して動くのがマルティネスの守備スタイル。そのプレイが裏目に出てしまい、チームメイトへの信頼が欠けているのではないかと思われてしまう事態になったが、彼の働きで救われた場面もあることを見逃すべきではないだろう。

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