マリノスのJ1連覇へGKの成長がカギとなる? 高丘陽平の海外移籍で守護神の座は三つ巴の争いに

オビの活躍に期待だ photo/Getty Images

オビの成長に期待

昨季3年ぶりのJ1を制した横浜F・マリノスで、守護神として活躍した高丘陽平。マリノスは海外クラブへの移籍を前提とした交渉のため、チームを離脱したことをすでに発表している。移籍先の候補としてメジャーリーグサッカーのバンクーバー・ホワイトキャップスが挙げられている。

高丘の移籍が決定となれば、注目されるのが空いた守護神の座を誰が守るのか、である。新戦力獲得の可能性もあるが、開幕直前ということもあり、すぐに動くことも難しいだろう。特にGKは助っ人を迎え入れても、時間がかかる場合が多い。連覇を狙うマリノスとしては、今季の大きなポイントとなり得る。

正GKとして期待されるのはオビ・パウエル・オビンナだ。2020年に流通経済大学からマリノスへと加入すると、栃木SCでの武者修行を経て2021年にはスタメンで出場するものの、高丘にポジションを奪われて出場できず。同年に再び栃木へレンタル移籍してJ2リーグ戦22試合に出場した。ただ高丘加入前は正守護神として期待されていただけに、本格的なブレイクに期待されるシーズンとなる。
またオビに加えて、昨季鹿児島ユナイテッドFCで正GKとして活躍し、J3全34試合に出場した白坂楓馬も復帰した。高卒3年目となる田川知樹を加え、三つ巴となる争いはどのような結果を見せるのか。まずは11日に行われるヴァンフォーレ甲府との富士フイルムスーパーカップに注目したい。

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