三笘の好パフォーマンスにスーパーゴールが華を添えた ブライトン最大の武器となりつつある日本代表FWのプレイ

このままゴールやアシストを量産できると理想的だ photo/Getty Images

プレミアリーグでどんどん評価を高めている

ワールドカップ明けからさらに勢いを増しているブライトンのFW三笘薫。22日に行われたレスター・シティ戦ではカットインから素晴らしいミドルシュートを決め、チームに先制点をもたらした。その彼の好調ぶりは当然ゴール以外の部分にも表れている。
 
1日のアーセナル戦、4日のエヴァートン戦と今月に入ってから2試合連続でゴールを決めていた三笘。前節のリヴァプール戦では惜しくもゴールやアシストといった結果を残すことはできなかったが、自らのラストパスでFWソリー・マーチの先制ゴールを生み出していた。
 
そして、今回のレスター戦では27分に試合の均衡を破るスーパーゴールをゲット。さらに、後半には左サイドを崩してから「決めてください」というラストパスをマイナス気味に送ったが、これはマーチが打ち上げてしまい、アシストを記録することはできなかった。
 
得点チャンス以外の部分に目を向けると、この試合の三笘はドリブル数がチームトップの5回を数えており、キーパス数もチームトップタイの2本を記録。地上戦のデュエル勝利数はMFアレクシス・マカリスターやMFモイセス・カイセド、DFジョエル・フェルトマンの5回に次ぐ4回となっていて、レスターにとっての大きな脅威だったことがよくわかる。
 
他にも、英『Squawka』は三笘のタックル成功率が100%だったことや、2回インターセプトに成功したことなどを取り上げている。同メディアは彼のゴールについて、「素晴らしいパフォーマンスを象徴する素晴らしいゴールだった」と評しており、あくまでも試合全体を通じてのパフォーマンスが良かったことを強調している。
 
今回は素晴らしいゴールを決めたことで試合の主人公となった三笘だが、ゴールやアシストなしでも存在感は十分。これだけのプレイを見せていれば、たとえ結果が出ない時期が来たとしても焦る必要はないだろう(データは『SofaScore』より)。

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