クロアチア代表ロヴレン、約10年ぶりに古巣に復帰か 格安な移籍金でリヨンが獲得濃厚

W杯でもクロアチアの3位入賞に貢献したロヴレン photo/Getty Images

日本代表戦でもスタメンで活躍

ゼニトに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンが、リーグ・アンのオリンピック・リヨンへの移籍に近づいているようだ。

現在33歳のロヴレンはリヨンやサウサンプトンなどでプレイし、リヴァプールでは18-19シーズンのCL優勝や19-20シーズンのプレミアリーグ優勝などを経験した。その後2020年夏からゼニトに所属している。

クロアチア代表では、これまで78試合出場しており、3大会連続でW杯に出場した。ロシアW杯準優勝とカタールW杯で3位入賞にも貢献しており、カタールW杯でもセンターバックのレギュラーとして日本代表戦でもスタメンで出場し、クロアチア代表の勝利に貢献した。
ロヴレンとゼニトの契約は残り半年となっており、リヨンは格安な移籍金でロヴレン獲得に迫っているようだ。ロヴレンはすでにリヨンのメディカルチェックを受けている模様で、約10年ぶりの復帰が確実視されていると仏メディア『L'Équipe』が報じた。

リヨンはリーグ・アン16節終了時点でCL出場圏の3位マルセイユと勝ち点差9の8位。10月からチームを率いるローラン・ブラン監督がチームの立て直しのため経験豊富なセンターバックを求め、獲得に至ったようだ。

リヴァプールでCL、リーグタイトルを獲得した経験豊富なセンターバックであるロヴレン。彼の獲得で、フランスの名門は19-20シーズン以来のCL出場圏へ巻き返しを図ることができるのか。名門復権へ約10年ぶりの古巣へ復帰するロヴレンの活躍に期待が高まる。

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