FIFAワールドカップ・カタール大会が終わり、22-23シーズンの後半戦がスタートする。
基本的に選手とクラブの契約終了日は6月末に設定されており、期限内に新契約が結ばれなければ他クラブはフリーで獲得することができる。今季は2023年6月末で契約が切れるトッププレイヤーが多い年だ。
西『MARCA』では今季限りで契約が切れる25選手を紹介している。
まずはチェルシーのMFエンゴロ・カンテだ。リーグ優勝を果たした「ミラクル・レスター」の主力で、2016年からチェルシーでプレイしている。豊富な運動量を生かして広いピッチをカバーできる選手で、ボールを持てば推進力のあるドリブルやセンスのあるパスで攻撃に関与することができる。
そんなカンテも31歳となっており、近年は怪我での離脱が目立つようになってきた。フリーでバルセロナに加わる可能性がある。
レアル・マドリードのFWマルコ・アセンシオは移籍先が注目されている選手の一人だ。ゴールやアシストといった得点面での活躍は素晴らしい選手だが、ポジションを争うライバルがヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ、フェデリコ・バルベルデとトッププレイヤーばかりであり、今季レアルではほとんどピッチに立てていない。
移籍先にはバルセロナやパリ・サンジェルマンといったビッグクラブが挙げられているが、どれでも現実味に欠ける。まだ26歳とここから再ブレイクできるチャンスがあるだけに移籍先は慎重に選ぶべきだ。
3人目はフランクフルトの鎌田大地だ。今季ブンデスリーガでは絶好調であり、7ゴール3アシストとすでに10得点に関与している。昨季はELを制すなど、自信を付けたシーズンとなった。
移籍先はバルセロナやボルシア・ドルトムントが挙げられている。ドルトムントではユリアン・ブラントやマルコ・ロイスとライバルは多いが、鎌田はボランチでもプレイ可能であり、ジュード・ベリンガムが移籍した際には一つポジションを下げてもいい。
他にもレスター・シティのユーリ・ティーレマンスやチェルシーのジョルジーニョ、インテルのミラン・シュクリニアル、マンチェスター・ユナイテッドのラッシュフォードが今季でクラブとの契約が切れる。中には新契約を結ぶ選手はいると予想できるが、彼らの来季の所属クラブはどこになるのだろうか。