アーセナルがようやく重い腰を上げる? 約33億円でベルギー代表MF獲得か。ジャカらの負担軽減に

ステップアップの可能性が報じられているユーリ・ティーレマンス photo/Getty images

成功となれば中盤の強度はさらに高まる

プレミアリーグで首位に立つアーセナル。直近5シーズンのうち、4回を制しているマンチェスター・シティは2位から首位の座を狙っており、冬の移籍市場で差を付けたい。シティは冬の移籍市場で選手を補強しないといわれており、チャンスはある。

補強ポジションは多く、中盤やサイドアタッカー、ストライカーと候補は多い。FIFAワールドカップ・カタール大会で大黒柱のガブリエウ・ジェズスが負傷しており、彼が抜けた穴も埋めなければならず、冬の移籍市場が重要となる。

西『SPORT』によると、アーセナルは冬の移籍市場でレスター・シティのユーリ・ティーレマンス獲得に動くようだ。
ティーレマンスは以前からアーセナルのターゲットであり、夏の移籍市場でも噂はあった。しかし、移籍が成立することはなく、噂だけが残っている状態となっている。

同メディアによると、アーセナルは2000万ポンド(日本円にして約33億円)のオファーを準備しているようだ。ティーレマンスはレスターとの契約が今季限りで切れることになっており、来夏に獲得するほうが移籍金を抑えられるが、バルセロナのようにフリーで獲得を目指しているクラブは多く、争奪戦を制すための動きだといえる。レスターも取れるなら移籍金は欲しいはずだ。

ティーレマンスのポジションは中盤で、今のアーセナルだとグラニト・ジャカの負担を減らせる存在になる。ジャカは前半戦ベストパフォーマーの一人だったが、30歳と若くなく、後半戦もフル稼働とはいかないだろう。

アーセナルのウィークポイントはトーマス・パルティが務めるアンカーであり、ティーレマンスがこのポジションでプレイできるなら後半戦に向けてポジティブな要素となる。

アーセナルがティーレマンスを獲得すると報じられてから、すでにかなりの時間が立っているが、ようやく重い腰を上げることになるのだろうか。25歳と若手といえる年齢でもなくなっており、即戦力での活躍に期待したい。

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