アーセナルがフランクフルトDFの争奪戦に勝利? マガリャンイス、冨安にライバル登場

アーセナル行きが濃厚とされているエヴァン・ヌディカ photo/Getty images

ここまで最少失点のアーセナルがさらに強力に

現在、プレミアリーグで首位に立つアーセナルは移籍市場で注目されている守備者の争奪戦を制したようだ。

英『football.london』によると、アーセナルはフランクフルトのDFエヴァン・ヌディカ獲得で合意したという。ヌディカのフランクフルトとの契約は今季までとなっており、来夏フリーでアーセナルに加わるようだ。

ヌディカはフランス出身の守備者で、23歳と若い。フランクフルトでは3バックの左として出場機会を得ており、今季リーグ戦では1343分プレイしている。最も多いのがGKケビン・トラップの1350分であり、ヌディカはチームで2番目に起用される回数が多い選手だ。
現代的な守備者としてヌディカは知られており、アーセナルにピッタリな選手だといえる。ビルドアップでは推進力のあるドリブルとパスでボールを運び、守備面ではスピードと190cmの高さで相手の攻撃を防ぐ。ブンデスリーガでの空中戦勝利数37回はチーム最多の好成績だ。

アーセナルの最終ラインにはすでに左利きのセンターバックがいて、それがガブリエウ・マガリャンイスだ。今季はウィリアム・サリバとのコンビが鉄板であり、1260分とプレイタイムも多い。アーセナルはこのマガリャンイスとヌディカを競わせたい様子。競争力は選手に成長を促すことができる。

今季は左サイドバックでの起用が増えている冨安健洋も、ヌディカとポジションを争うことになるだろう。おそらくミケル・アルテタ監督はヌディカを左SBとして試すプランを持っており、冨安にライバル登場だ。怪我なく万全の状態であれば、そう簡単に冨安の評価は下がらないが、怪我の多さが心配なポイントである。

守備の強化を続けるアーセナル。長いリーグ戦はこの守備が重要であり、ヌディカの加入はよりチームの選手層を厚くしてくれるはずだ(データは『SofaScore』より)。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ