“7セーブ”の活躍でリヴァプールを苦しめる 終盤まで存在感を発揮したダービーGK

好セーブを連発したワイルドスミス photo/Getty Images

カラバオカップの3回戦で激突

ダービーはカラバオカップの3回戦でリヴァプールと対戦。相手にゴールを許さず無失点で90分を凌ぎ続けたが、PK戦の末に敗れてしまった。この試合で高い存在感を発揮した男が、GKジョー・ワイルドスミスである。

この試合はリヴァプールが大幅にメンバーを変え、若手主体で挑んだ。それでもリヴァプールが主導権を握ってダービーゴールを脅かす。52分には細かいパス交換からアレックス・オックスレイド・チェンバレンがシュートを狙うものの、ワイルドスミスが好セーブ。さらに67分にもチェンバレンが決定機を迎えるも好守を見せてゴールを許さず。

終盤にも攻勢に出るリヴァプールは、81分にハーヴェイ・エリオット、86分にはロベルト・フィルミーノがシュートを放ったが、すべてワイルドスミスが防ぎ切った。PK戦での1本のセーブを見せるなど、高い存在感を発揮。今試合でPK戦を含めてセーブ数は「7」とPK戦までの死闘は彼によって持ち越されたのだ(データは『SofaScore』より)。
リヴァプールは最終的には勝利したものの、GKの好セーブによって90分で試合を決め切ることができなかった。同サイトでの評価点(10点満点)は両クラブ最高の「9.1」を付けられており、ワイルドスミスの好守なくしてPK戦はなかったといえる。現在3部で昇格プレーオフ圏の一つ下の7位に位置しているダービー。チャンピオンシップへの昇格争いに絡むには、彼の活躍が必要だ。

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