PK3本ストップのケレハーに指揮官も「大きな意味がある」 リヴァプールで成長続けるアカデミー育ちの若き守護神

ケレハーがPKを止めた photo/Getty Images

クロップ監督が称賛

リヴァプールはカラバオカップの3回戦でダービーと対戦。互いに90分間でゴールを奪うことができず試合はスコアレスのままPK戦へ突入した。ここで大きな活躍を見せたGKがクイヴィン・ケレハーだ。

昨季のカラバオカップ決勝でも好セーブを連発したケレハーは、この試合でも高い存在感を発揮。特にPK戦ではリヴァプールの1人目であるステファン・バイチェティッチが外してしまい、プレッシャーのかかる中でのダービー2人目のキッカーで好反応を見せる。

続けて3人目もストップしてリヴァプールに流れを引き寄せると、2人ずつ成功して迎えた5人目のルイス・ドビンにも好守で対応し、勝利をつかみ取った。ユルゲン・クロップ監督は試合後のインタビューにて「今夜は本当に良い3本のPKストップがあったと思う」と若き守護神を称賛した。
さらに「向こうのシュートはすべて枠内に決まっていたはずで、シュート前にミスしたり、滑ったりしたわけではない。本当に良いシュートばかりで、だからこそ彼がそれを防いだのは大きな意味がある」とケレハーのパフォーマンスを高く評価した。

競争相手が世界最高峰のGKアリソン・ベッカーであるため、出場機会は限られるが、リヴァプールアカデミーから育ってきたケレハーもトップレベルのGKだといえる。

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