ブライトンが探す“第2のミトマ” ベルギーで躍動するシモン・アディングラに集まる視線

ベルギーで躍動するシモン・アディングラ photo/Getty images

似たような境遇でベルギーに移籍している

プレミアリーグのブライトンはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズに有望な若手を送り込み、出場機会を与えている。昨季の三笘薫がいい例であり、ベルギーで欧州の感覚を掴み、今季はブライトンのトップチームで輝いている。初ゴールはまだだが、先日のチェルシー戦ではレアンドロ・トロサールのゴールをアシストして勝利に貢献している。

今季もブライトンはサン・ジロワーズに有望株をローン移籍させており、第2の三笘探しを行っている。

今夏の移籍市場でデンマークのノア・シェランからブライトンに移籍し、そのままサン・ジロワーズにレンタルで出されたFWシモン・アディングラ(20)は三笘のように来季はプレミアリーグでプレイしている可能性がある期待の逸材だ。
3トップであればどのポジションでもプレイ可能なアタッカーで、サン・ジロワーズでは左ウイングバックで起用されているアディングラ。ベルギーではリーグ戦14試合で4ゴール3アシストを記録。ELにも出場しており、ゴールこそないが2アシストとグループDで首位にいるサン・ジロワーズに大きく貢献している。

英『SussexLive』ではこのアディングラを「三笘の足跡をたどる600万ポンドの才能」と呼び今季の活躍に注目している。

「彼はとても速く、ドリブルが上手い。左WBは競争が激しいので、あまりプレイしていないが、チャンスはあるだろう。彼はまだ若いし守備を改善しなければならないことも分かっている」

サン・ジロワーズのリポーターであるトーマス・キャミ氏はアディングラをこのように評価している。実際にまだ20歳と若く、これから多くのことを学ぶ。

本来は攻撃的なアタッカーだが、サン・ジロワーズでは守備を学ぶためWB起用されているアディングラ。三笘と同じような境遇であり、今後ブライトンで共闘することはあるのだろうか。

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