CLで強度発揮したリヴァプールの鉄人 36歳でも中盤を支えるチームのクローザー

勝利に貢献するミルナー photo/Getty Images

ミルナーが中盤を制圧

今季はここまで停滞気味のリヴァプールは、プレミアリーグで最下位のノッティンガム・フォレストに敗れるなど苦しいシーズンが続いている。それでもUEFAチャンピオンズリーグでは、初戦のナポリに敗れてからは4連勝を飾り、今季も決勝トーナメント進出を決める。この試合で高い強度を発揮したのがジェイムズ・ミルナーだ。

42分にジョーダン・ヘンダーソンのパスに反応したモハメド・サラーのゴールで1点をリードしたリヴァプール。49分にはダルウィン・ヌニェス、52分にはハーヴェイ・エリオットが畳みかけてゴールを決め、最終スコア3-0で完勝した。

この試合はサブからの出場となったミルナーは、71分に負傷したジョーダン・ヘンダーソンに代わって途中出場。3点差とリードする中で、中盤から強度を発揮し、デュエル勝利数では、6回中5回で勝利するなど強さを見せて中盤を制圧した(データは『SofaScore』より)。
今季もリヴァプールは中盤やFW陣にケガ人が続出し、主力が揃えられない事態が続いた。特に中盤は毎年ケガ人が続いており、毎年苦しんでいるポジションだ。序盤戦はミルナーの強度が見られずに衰えも感じさせていたミルナー。それでも36歳の鉄人は、CLの舞台でも途中出場で高い強度を発揮できる実力があることこの試合で証明した。

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