「東アジア選手権で献身的なプレイ」 元日本代表指揮官のザッケローニ氏も工藤壮人さんの訃報に哀悼の意

2013年に日本代表へと招集された工藤さん photo/Getty Images

2014年まで率いたザッケローニ監督

日本サッカー協会は23日、21日に急逝したテゲバジャーロ宮崎FW工藤壮人さんに向けてアルベルト・ザッケローニ監督のコメントを掲載した。

今季から宮崎でプレイしていた工藤さんは、11日に水頭症の手術を受けて療養中だったが、17日に容態が悪化。集中治療室で治療に専念していたものの、21日に32歳という若さで亡くなった。

柏のアカデミーで育ち、トップチームでは2011年に柏のJ1優勝にも貢献した工藤さんは2013年に東アジアカップ(現E-1選手権)で日本代表メンバーに選出され、中国戦でゴールをマーク。その時に日本代表を率いていたザッケローニ監督は工藤さんの訃報について「工藤壮人選手の突然の訃報に接し、非常に驚いています。ここに謹んで哀悼の意を表します」とコメント。さらに工藤さんとも思い出を明かした。
「彼の日本代表チームへの貢献、特に2013年の東アジア選手権での献身的なプレイが目に焼き付いています。日本代表は私の第二の家族です。彼のご家族や全ての関係する人たちと共にありたいと思います」

工藤さんは国際Aマッチで4試合に出場し、2得点を記録。2010年から4年間日本代表を率いたザッケローニ監督が彼を代表へと初招集していた。

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