ミランのDFカルルをPSGがリストアップ? 契約延長交渉はつい先日振り出しに

ミランとの現行契約は2025年6月までとなっている photo/Getty Images

ミランはカルルの流出を阻止できるか

今やミランのディフェンスラインにおいて、欠かせない存在となっている22歳のDFピエール・カルル。そんな彼に対し、パリ・サンジェルマンが関心を示しているようだ。
 
2020年夏にオリンピック・リヨンからミランへと移籍し、DFシモン・ケアーが長期離脱となった昨季後半あたりから一気に存在感を高めたカルル。センターバック兼右サイドバックの選手として活躍し、ミランの11年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献した。
 
今季も彼は変わらずレギュラーとしてプレイしているが、DFダヴィデ・カラブリアやDFアレッサンドロ・フロレンツィが離脱していることもあり、最近は右SBでの出場が多くなっている。直近のモンツァ戦でも後半からDFセルジーニョ・デストに代わって右SBを務めた。
 
仏『Le 10 Sport』によれば、インテルのDFミラン・シュクリニアルをメインターゲットとしているPSGが、このカルルの獲得にも興味を示しているという。FWラファエル・レオンも獲得候補にあがっているようだが、両者ともにミランとは契約延長交渉中であり、PSGはその動向を見守っているようだ。
 
特にカルルに関しては、契約延長まであと少しというところまでこぎつけていたのだが、その段階になって彼が代理人を変更。交渉が振り出しに戻ったことをつい先日、伊『CalcioMercato』が報じていた。
 
最近はDFフィカヨ・トモリやケアーの他にも、23歳のDFマッテオ・ガッビアがCBのポジションで評価を上げており、その後ろには21歳の新加入DFマリック・チャウも控えている。しかし、ミランがさらなる高みを目指していくのなら、実力だけでなくユーティリティ性も併せ持っているカルルの存在は欠かせない。ミランは今後も彼との契約延長交渉を根気強く続けていくことだろう。

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