“ここ1ヵ月のチャロバーの出来”がチェルシーDFのクオリティを左右する? フォファナの離脱で予想される出場機会の増加

ミラン戦はスクランブル出場となったチャロバー photo/Getty Images

ポッター監督就任後、チェルシーはまだ3試合をこなしたのみ

先日行われたチャンピオンズリーグのミラン戦を3-0の勝利で終えたチェルシー。この試合ではDFウェズレイ・フォファナが負傷交代してしまったが、彼の代わりに出番を増やす選手は誰なのか。
 
今夏にレスター・シティからチェルシーへと移籍したフォファナ。グレアム・ポッター新監督の初陣となったCLレッドブル・ザルツブルク戦はベンチで90分間過ごしたものの、代表ウィーク明けのクリスタル・パレス戦、CLミラン戦と2試合連続でスタメン起用されていた。
 
しかし、フォファナはミラン戦の前半に膝を負傷し38分に途中交代。3バックの一角で起用可能な選手では、DFセサル・アスピリクエタやDFマルク・ククレジャ、DFトレヴォ・チャロバーなどがベンチに控えていたが、ポッター監督が選んだのはチャロバーだった。
 
英『Football London』は、フォファナの負傷離脱が1ヵ月ほどの見込みだと伝えており、ミラン戦でクリーンシートに貢献したチャロバーがその穴を埋めるために準備を整えているはずだと指摘。彼の積極的な守備スタイルや長期的な彼の状態を踏まえれば、3バックの一角としてはアスピリクエタより序列で上に位置すべきだという見解を示している。
 
チャロバーは昨季トーマス・トゥヘル監督の下でリーグ戦20試合に起用されたが、今季は第4節レスター・シティ戦に先発出場したのみ。ポッター政権下においては今回のミラン戦が初の出番となっていた。
 
チェルシーはフォファナが離脱するこの1ヵ月で9試合をこなす過密日程となっており、2試合に留まっていたチャロバーの出場機会がここから一気に増える可能性がある。DFチアゴ・シウバやDFカリドゥ・クリバリ、アスピリクエタといった頼れるベテランたちの力を借りながら、あわよくば飛躍のきっかけを掴んでほしいところだ。

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