「これが初ゴールだし、涙も流した」 ミランを救った“伏兵バロ・トゥーレ”の劇的決勝弾

嬉しいミラン初ゴールとなった photo/Getty Images

エンポリ戦で今季初スタメンを飾ったバロ・トゥーレ

2日に行われたセリエA第8節エンポリ戦で1-3の勝利を飾ったミラン。DFフォデ・バロ・トゥーレの劇的な勝ち越しゴールがミランに勝ち点3をもたらすことになった。
 
2021年夏にモナコからミランに移籍したものの、DFテオ・エルナンデスの存在もあり、ここまではなかなか出場機会を得ることができていない25歳のバロ・トゥーレ。昨季の出場試合数は公式戦12試合、プレイタイムはわずか537分に留まっており、今季も第3節ボローニャ戦に75分から途中出場したのみとなっていた。
 
ところが、今回のエンポリ戦はT・エルナンデスが右足内転筋の負傷で離脱中ということもあり、バロ・トゥーレに今季初スタメンのチャンスがやってきた。
 
試合はMFアレクシス・サレマーカーズやDFダヴィデ・カラブリア、DFシモン・ケアーが次々に負傷交代していくという厳しい展開になったものの、79分に途中出場のFWアンテ・レビッチがゴールをこじ開け、ミランが先制に成功。このまま試合が終わるかに思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。
 
92分、ミランは直接フリーキックから土壇場でエンポリに同点ゴールを許してしまったものの、この直後にキックオフの流れからFWラファエル・レオンが相手陣内にアーリークロスを送り込む。これをファーサイドにいたMFラデ・クルニッチがヘディングで折り返すと、ボックス内に侵入していたバロ・トゥーレがゴールに押し込み、起死回生の勝ち越し弾を決めてみせた。
 
その後、レオンがダメ押しの3ゴール目をカウンターから決め、ミランは1-3の勝利でこの試合を終えた。英『Football Italia』によれば、バロ・トゥーレが以前にゴールを決めたのはパリ・サンジェルマンのBチームでプレイしていた6年以上前のことだったようで、彼は『Sky Sport Italia』にこのようなコメントを残している。
 
「とてもうれしいよ。これが初ゴールだし、涙も流した」
 
「いつもトレーニングに励んでいるし、今日は……ゴラッソを決めた! このゴールは母に捧げるよ」
 
負傷離脱中のT・エルナンデスは6日のチャンピオンズリーグ、チェルシー戦に出場できるかどうかも怪しく、再びバロ・トゥーレが出番を得る可能性も十分にある。そうなった際は、今回のような活躍で負傷者続出中のミランを救ってほしいところだ(データは『FBREF』より)。

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