イングランド3部から“10カ月”で目指す超最短W杯出場プラン デンマークの新星、セルティック行きは大正解

セルティックで活躍するオライリー photo/Getty Images

デンマークもその才能に気付いた

イングランド3部から僅か10カ月でのワールドカップ出場は叶うのか。そんな大きな夢を抱いている若者がスコットランドのセルティックにはいる。

今年の1年で一気に知名度を上げているのは、今年1月にイングランドのMKドンズからセルティックへ加入した21歳のMFマット・オライリーだ。

英『The Scotsman』によると、今年の1月半ばまでMKドンズでプレイしていたオライリーの下にはプレミアリーグなどトップカテゴリーからのスカウトも集まっていたという。ただ、1部で通用するだけのフィジカルを備えているか疑問があった。
そこで素早く動いたのがセルティックだ。180万ユーロでオライリーの獲得をまとめると、早い段階から主力に定着。カラム・マクレガー、旗手怜央らと中盤を構成し、今季もリーグ戦7試合で5アシストと活躍している。

デンマーク側もそのクオリティに気付いたのだろう。オライリーは2017年までイングランドの世代別代表を選んでいたが、今年3月にU-21デンマーク代表がオライリーを召集。今月も召集され、U-21クロアチア代表とのゲームでは得点も記録している。

オライリー本人はセルティックでのプレイについて、「今の僕にとっては完璧な場所だ。ビッグクラブだよ。チャンピオンズリーグにも出られるし、サポーターは最高だ。デンマーク代表としてワールドカップに行きたいなら、ここは完璧な場所だと思うよ」とコメントしている。

まだA代表から声はかかっていないが、懸命にU-21カテゴリーでアピールを続けている。2年前は45万ユーロしかなかった市場価値は230万ユーロまでアップし、この10カ月で急激に評価を上げてきた。イングランド3部でプレイしていた青年が1年以内にワールドカップを目指すなら、セルティック行きが最高の選択肢だったのかもしれない。

今後は本格的に5大リーグのクラブが動き出すはずで、売却する場合はセルティックにも利益があるだろう。オライリーにとってもセルティックにとっても、今年1月の契約はベストなものだったと言える。

あとはデンマーク代表招集が叶えば言うことなし。残り1カ月半のアピールは続く。

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