代表合流直前のリーグ戦でゴールの上田綺世 W杯メンバー生き残りへ日本代表でも才能を発揮できるか

上田の代表でのゴールは見られるか photo/Getty Images

古橋や前田らと争う

今季からベルギーへと挑戦した上田綺世。日本代表前最後の試合となったジュピラー・プロ・リーグ第9節オーステンデ戦で、サークル・ブルージュでの今季2ゴール目を決め、代表戦に向けて勢いを付ける一戦になった。

坂元達裕が所属するオーステンデとの対戦となった上田は、先発出場を果たす。1点をリードした44分、ヴァン・デル・ブリュッヘンがスルーパスを送り、上田がGKとの1対1を沈めて、リードを2点に広げる。

まさに上田らしいストライカーのセンスあふれる得点だった。スペースを見逃さず裏を突く技術は鹿島時代から身に付けた天性の才能である。試合はその後にオーステンデが2点を返して2-2のドローに終わるものの、上田個人にとっては最高の状態で代表へと合流できるだろう。
鹿島での前半戦ではチームをけん引してゴールランキングでもトップを走っていた上田。しかし日本代表ではなかなかポテンシャルを生かすことができず。代表においてはここまで彼のパフォーマンスは決していいとは言えない。FW陣も多くのプレイヤーが欧州で活躍し、大迫勇也もヴィッセル神戸で復帰。FIFAワールドカップのメンバー入り向けて日本代表でも結果が欲しいところだ。この勢いを森保ジャパンでも力に変えられるか。

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