イーサン・ヌワネリが15歳と181日でプレミアリーグデビュー アルテタの“直感”は当たっているのか

物凄いスピードでスターダムを駆け上がるイーサン・ヌワネリ photo/Getty images

サカやスミス・ロウとアーセナルの若手は質がいい

アーセナルはプレミアリーグ第8節にてブレントフォードと対戦。前半だけで2ゴールのリードを得ると、後半にも追加点を挙げ、3得点での快勝を収めた。これで首位は継続であり、次節はホームに最大のライバルトッテナムを迎えることになる。

そんな快勝を収めたブレントフォード戦の終盤にミケル・アルテタは期待の若手をピッチに送り出す。MFイーサン・ヌワネリのことだ。

英『The Athletic』によると、ヌワネリは15歳と181日でプレミアリーグデビューを飾り、もちろんリーグ最年少の記録を更新した。非常に若い選手であり、イングランドに衝撃が走った。
「純粋な直感だった。少年(ヌワネリ)に会って気に入った。ペア・メルテザッカー(アカデミーコーチ)やスタッフのエドゥ(テクニカルディレクター)は素晴らしい情報をくれる」

「彼は私たちと数回トレーニングをこなした。昨日は怪我人、とくにマルティンの負傷でベンチ入りすることになり、チャンスがあれば投入しようと考えていた」

同紙ではミケル・アルテタ監督がヌワネリのデビューの裏側について語っている。負傷者が多く、ベンチに枠が空いたことで出番が回ってきたようだ。

15歳のヌワネリだが、物凄いスピードでトップチームデビューを掴んでいる。下のカテゴリーであるU-21でデビューしたのは2週間前の話であり、そこで多くの経験を積んだわけではない。20-21シーズンにはその下のU-18でプレイしており、翌シーズンはU-18で5試合しか出場せずにU-16にカテゴリーを下げたという。

サッカー界では常に力のある若手がチームをけん引している。それこそブカヨ・サカはまだ21歳であり、未来ある若手だ。そんなサカよりもヌワネリは6歳も若い。アルテタはヌワネリについて「何か特別なものを持っていると感じる」と話しており、アルテタの直感は当たるのだろうか。

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