“スポルティングのメッシ”がトッテナム守備陣を破壊 古巣対戦で持ち味を発揮したイングランドの逸材

前半終了間際には個人突破から好機を創出 photo/Getty Images

トッテナムアカデミーで育ったエドワーズ

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節でスポルティングとトッテナムが対戦。トッテナムが優勢かと思われた今試合は、終盤にスポルティングが2得点を決めて勝利した。この試合で自らのドリブルで存在感を見せつけた男がマーカス・エドワーズである。

前節3-0と勝利したフランクフルト戦で先制点を決めたエドワーズ。今試合も最前線に入ると、ペドロ・ゴンサウヴェスとフランシスコ・トリンコンとのトリオで強襲。積極的に仕掛けてチャンスを作り、トッテナムのゴールを脅かしていく。

そして最大の決定機は前半終了間際、左サイドから自身のドリブルで突破を図ると3人に囲まれながらもボールを運んでいく。トリンコンとのパス交換から最後はペナルティエリアへ進入してシュートを放つ。この好機は惜しくもウーゴ・ロリスに阻まれたものの、特長を生かしたプレイでスポルティングの攻撃陣をけん引していった。
トッテナムのアカデミーで育ったエドワーズは、これが初の古巣戦となった。過去にはマウリツィオ・ポチェッティーノ監督に「メッシを思い出させる」とも言わせたドリブルは今も成長を続けている。恩返しゴールこそ生まれなかったが、トッテナムにとって彼は相当な脅威となっていたに違いない。

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