リーグ戦は《ラスト16試合で3勝》のみ…… CLではマンCに大敗したセビージャがピンチだ

CLではマンCに敗れたセビージャ photo/Getty Images

リーグ戦では17位に沈む

フレン・ロペテギ率いるセビージャがピンチだ。

6日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ初戦でマンチェスター・シティに0-4のスコアで敗れたが、これは相手が優勝候補の一角・マンCであるため仕方がない部分もある。

問題は国内リーグだ。リーグでも開幕4試合で白星がなく、1分3敗のスタートだ。そのうちの1つはバルセロナに0-3で敗れたものだが、残りの2つはアルメリア(1-2)、オサスナ(1-2)と格下相手に敗れている。バジャドリードとも1-1で引き分けており、このスケジュールで白星が1つもないのは厳しい。
これは今季に限った話ではなく、昨季も後半戦は調子が出なかった。昨季の成績も合わせると、現在セビージャはリーグ戦直近16試合で白星が3つしかない。

その3つはグラナダ、レバンテ、アスレティック・ビルバオ相手のものだが、グラナダとレバンテは昨季2部へ降格したクラブだ。勝って当たり前と言うこともでき、手放しでは喜びづらい。

今夏はMFイスコ、アドナン・ヤヌザイ、FWカスパー・ドルベリ、DFアレックス・テレス、DFタンギー・クアッシらを獲得している一方で、守備ではジュール・クンデとディエゴ・カルロスの主力2枚を引き抜かれてしまった。守備崩壊の原因の1つがここにあるのは明白だ。

攻撃面ではルーカス・オカンポスがレンタルでアヤックスへ向かったが、ロペテギはこの窮地をどう脱するのか。昨季まではトップ4入りを狙えるクラブの1つではあったがが、今季は17位からのスタートだ。

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