補強終了も覚悟しているトゥヘル監督 チェルシーは現有戦力だけでも改善の兆しを見せられるか

残り数日で新戦力の加入はあるのか photo/Getty Images

フォファナとは合意したという報道もあるが……

閉幕まで残り数日となった今夏の移籍市場。チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、これ以上新戦力を獲得できない可能性について言及しており、補強が進まなくともやりようがあることを示唆している。

今夏のチェルシーは、DFアントニオ・リュディガーやDFアンドレアス・クリステンセン、FWロメル・ルカク、FWティモ・ヴィルナーなど、多くの主力が退団。その一方、FWラヒーム・スターリングやDFカリドゥ・クリバリ、DFマルク・ククレジャなどのタレントをチームに加えており、この3選手はすでにスタメンに定着している。

そして最近では、バルセロナのFWピエール・エメリク・オバメヤンを始め、レスター・シティのDFウェズレイ・フォファナやエヴァートンのMFアンソニー・ゴードンが新戦力候補として噂されているチェルシー。英『Daily Mail』によれば、トゥヘル監督はこういった新戦力との契約の可否について、レスター戦に向けた記者会見でこのようなコメントを残している。

「我々はいくつかのアイデアを持っているが、もしかしたら誰も来ないかもしれない。もう移籍期間は長くない」

「我々の焦点は、我々が影響を与えられるものにある。我々が何を望むにしても、常に複数の関係者がいるものだ」

「そういった選手たちのために大声を上げるだけとは限らない。リーズから勝ち星をあげるには十分なスカッドだったし、3-0で負けるには強すぎるチームだった」

「ここからが本番だ。移籍市場における意見はあまり変わっていない。チームに何を加えるのが理想的かは、何週間も前からわかっていた」

トゥヘル監督も触れているように、チェルシーは直近のリーズ・ユナイテッド戦で3-0の完敗を喫しており、何かしらの改善が必要であることは間違いない。MFエンゴロ・カンテの負傷離脱など不運な部分もあるが、新戦力獲得以前にできることはあるはず。次節のレスター戦で、トゥヘル監督はどのような変化を見せるのか。

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