マンUのOBスコールズ氏も称賛 19歳ながら途中出場で得点に絡んだリヴァプールの新世代アタッカー

得点への活路を見出したカルバーリョ photo/Getty Images

今季フラムから加入のカルヴァーリョ

リヴァプールはプレミアリーグ第3節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。開幕連敗スタートのマンU相手に勝利することができず、1-2で敗戦。白星はまたもおあずけとなった。

そんな苦しい試合の中で輝きを放った男がファビオ・カルバーリョである。0-2と2点ビハインドで迎えた73分にジェームズ・ミルナーに代わって途中出場を果たす。すると持ち味であるスピードとドリブルを駆使して中盤からマンU守備陣を脅かして停滞するチームに勢いを与える。

そして迎えた81分にはCKのクリアボールを拾ったハーヴェイ・エリオットからカルヴァーリョへとつないでシュートを放つと、GKダビド・デ・ヘアがはじくものの、こぼれ球をモハメド・サラーが押し込んで1点を返した。ここまで開幕3試合で途中出場を飾る19歳が得点に絡む活躍で存在感を発揮した。
彼の活躍には対戦相手であるマンUのOBポール・スコールズ氏も試合後に「(途中から入って)カルヴァーリョはボールを運び、前への推進力を見せた。中盤での創造性を感じさせたよ」とカルヴァーリョを称賛。ジェームズ・ミルナーやジョーダン・ヘンダーソンとはタイプが異なるMFが攻撃面での違いを作った。

カルヴァーリョ投入の時間がもう少し早ければ同点に追いついていたかもしれない。そう期待させるほどの活躍を見せた。中盤や前線がケガ人だらけのチーム状況はカルヴァーリョにとってはチャンスの時期だ。リヴァプールにとっても彼の輝きが底上げへとつながっていくだろう。

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