アーセナル主将としての振る舞い方を模索中のウーデゴー お手本となっている“とあるチームメイト”の存在

今季から正式にキャプテンマークを巻いている photo/Getty Images

今季から主将を務めている

先日のボーンマス戦にて、アーセナルにやってきて以降初となる1試合2ゴールを記録したMFマルティン・ウーデゴー。まだ在籍1年半の23歳であるものの、若きリーダーとしてチームを引っ張っていくことが求められている。

多くの年長選手やFWアーリング・ハーランドといったタレントを差し置いて、ノルウェー代表のキャプテンを務めているウーデゴー。昨季のアーセナルは、FWピエール・エメリク・オバメヤンやFWアレクサンドル・ラカゼットがキャプテンの役割を担っていたが、今季はクラブでもウーデゴーがその役割を果たすことになった。

英『The Mirror』によれば、ウーデゴーは、昨季のアーセナルを取り上げた『All or Nothing』のことと思われる、ドキュメンタリー番組での自身の映り方などについて触れつつ、キャプテンとしての振る舞い方や、お手本としている選手について話している。

「多分、僕は最も声高な男ではない。それでもドキュメンタリーで見られる昨季の姿は、ほんの一部だと思うし、僕はカメラがある時、しゃべる必要を感じない。カメラがあるともう少しシャイになるんだ。でも、あなたがドキュメンタリーで見たことよりも、もっと多くのこと出来事が起こっていたと思う」

「もちろん、良い意味で(キャプテンという立場を)利用しなければならない。当然、少し責任は重くなるけど、いつもと同じことをしようと試みているし、いつだってチームのために戦い、100%の力を出している」

「グラニト(・ジャカ)は僕の良き友で、とても仲がいい。僕は彼とよく話すし、彼から学ぼうとしているんだ。彼は偉大な選手であり、また偉大なリーダーでもあると思う。彼と話すことによって、自分の力を最大限引き出そうとしているし、他のみんなも同じようにしている」

ウーデゴーが話題に上げたジャカは、新加入のFWガブリエウ・ジェズスと共に、ウーデゴーの補佐役として副リーダー的な役割を任されたことが、英『The Athletic』などで報じられている。

いくらチームを引っ張っていく気質があるとは言え、ベテランたちに比べるとウーデゴーはまだ経験が浅い。このままジャカから多くのことを吸収していければ、選手としてもリーダーとしても、より大きく成長を遂げることだろう。

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