スタメンのうち“8人”が新戦力の衝撃 ここにデニス、クヤテらも加わるノッティンガム旋風

ウェストハムを撃破したノッティンガム・フォレスト photo/Getty Images

昇格から一気にプレミアTOP10入り狙いたい

まさに生まれ変わったとの表現がしっくりくる。プレミアリーグ昇格が決まってから超積極的な補強に動いてきたノッティンガム・フォレストは、14日に行われた第2節のウェストハム戦に1-0で勝利。昇格後初勝利を手にした。

ホームサポーターに歓喜の決勝点を届けたのは、今夏にウニオン・ベルリンから加えたナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイだ。いきなりアウォニイが期待に応えたわけだが、新戦力はアウォニイだけではない。

このウェストハム戦に先発した選手のうち、実に8選手が今夏に獲得した新戦力だったのだ。
GKディーン・ヘンダーソン(マンチェスター・ユナイテッド)、センターバックに入ったDFムサ・ニアカテ(マインツ)、右ウイングバックのネコ・ウィリアムズ(リヴァプール)、左ウイングバックのハリー・トフォロ(ハダースフィールド・タウン)。

セントラルMFオレル・マンガラ(シュツットガルト)、ルイス・オブライエン(ハダースフィールド・タウン)、トップ下にジェシー・リンガード(マンチェスター・ユナイテッド)。そして前線では前述したアウォニイだ。

昨季からチームに所属していた選手では、FWブレナン・ジョンソン、DFスコット・マッケンナ、ジョー・ワローの3名だけが先発。昇格に向けて戦力補強に動くチームは多いが、ここまで顔ぶれが変わるチームも珍しい。

さらに13日にはワトフォードからFWエマニュエル・デニス、アタランタからMFレモ・フロイラー、フリーでMFシェイク・クヤテを獲得しており、まだ戦力補強は終わっていない。

ひとまずチームの第一目標はプレミア残留となるだろうが、ここまで戦力補強したとなればトップ10入りを狙いたい。リンガード、デニス、クヤテ、ヘンダーソンはプレミアリーグでの経験もあり、マンガラやアウォニイもブンデスリーガで戦ってきた実力者だ。

ウェストハム戦での初勝利から一気にエンジンがかかるのか。ノッティンガム・フォレストは普段の昇格組とは異なる注目を集めるチームとなっている。

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