復帰したルカクよりも重要? インテルの“心臓”ブロゾビッチに代わるコンダクターはいるか

インテルを支えるブロゾビッチ photo/Getty Images

若いアスラニの成長にも期待

今季のインテル最大のキーマンは誰なのか。開幕戦のレッチェ戦からいきなりゴールを決めたこともあり、戻ってきたFWロメル・ルカクも重要な存在となるだろう。再び前線でラウタロ・マルティネスと並ぶことになり、この2人は2020-21シーズンのセリエA制覇の原動力だった。

しかし、伊『Gazzetta dello Sport』がインテル最大のキーマンと名指ししたのは別の選手だ。中盤の底から攻守を繋ぐMFマルセロ・ブロゾビッチだ。

毎シーズンのようにフル稼働しているブロゾビッチは今やセリエAと世界を代表するアンカーの1人であり、抜群の運動量に加えて技術レベルも高い。レッチェ戦は57分で退いたが、今季も重要な存在であることに変わりはない。

気になるのは疲労のコントロールか。今年は11月にワールドカップがあり、ブロゾビッチはクロアチア代表メンバーである。おそらくは招集されるはずで、カタールへの移動や気候、短期決戦特有の過密日程など鉄人ブロゾビッチと言えども疲労を感じるシーンは出てくるはずだ。

インテルは今夏にエンポリから20歳のMFクリスティアン・アスラニ、ベテランのヘンリク・ムヒタリアンを加えており、中盤の層を厚くしている。特に若いアスラニがブロゾビッチのバックアッパーとして機能するかは非常に気になるところで、どこかでテストされる機会があるはずだ。

昨季ブロゾビッチは怪我と累積警告の影響でリーグ戦を3試合欠場したが、インテルはその3試合で勝ち点3の確保に失敗している。サッスオーロ戦は0-2で落とし、トリノ戦とフィオレンティーナ戦は1-1のドローだった。

ブロゾビッチ不在にすべての原因があるわけではないが、攻守のバランスを取るブロゾビッチは欠かせない。ワールドカップも控える特殊な今季をどう乗り切るのか。ブロゾビッチのポジションはインテルのスクデット奪還へ1つのカギとなるだろう。

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