冨安とジンチェンコには共通点がある 両SBがアーセナル入団時に発したあまりにも似ているコメント

負傷によりまだ試合には出場できていない冨安 photo/Getty Images

ジンチェンコの加入で左SBが強化

先日、マンチェスター・シティからアーセナルへと加わり、24日に行われたチェルシーとのプレシーズンマッチで、早速先発起用されたDFオレクサンドル・ジンチェンコ。1年前にアーセナルへと加入したDF冨安健洋との類似点が話題となっている。

冨安は昨夏に1700万ポンド(28億円)でボローニャから加わり、右SBのレギュラーを確保。負傷離脱の期間もあったが、アルテタ監督に信頼され、リーグ戦21試合に起用された。

一方のジンチェンコは、今夏にシティから3000万ポンド(49億円)で加入。アーセナルの左SBはDFキーラン・ティアニーがレギュラーを務めているものの、冨安同様、負傷離脱の期間も長く、ジンチェンコには彼からポジションを奪うくらいの活躍が期待される。

英『The Mirror』は、そんな冨安とジンチェンコのアーセナル加入時のコメントを紹介。2人の共通点が見て取れる。

(冨安)「監督がストライカーとしてプレイしろというなら、僕はストライカーとしてプレイします」

(ジンチェンコ)「もし監督がいつか僕にGKになれと言うのなら、僕はそこでプレイするつもりです」

冨安もジンチェンコも、チームのためならなんでもするという献身性や忠誠心を持っていることが窺える。このような優れたパーソナリティを持つSBを、両サイドに抱えることになったアルテタ監督は幸運だろう。

それに加え、当然この2人はパフォーマンスも素晴らしく、アーセナルのディフェンスラインは戦力的にもかなり充実。これだけ良いメンバーを揃えられた今季こそ、トップ4入りを逃すことは許されないだろう。

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