欧州へ戻りたいコロンビアの貴公子は人気なし? 31歳・ハメスのキャリアは下り坂

コロンビアのリーダーだったハメス photo/Getty Images

ディバラのローマ移籍で選択肢は1つ減ったとも

欧州への復帰は難しいのか。2014年のワールドカップ・ブラジル大会から8年、今では人気を失ってしまったのがMFハメス・ロドリゲスだ。

高いキック精度を誇るレフティーとして若い頃より人気の高い選手ではあったが、現在の評価はかなり落ちている。カタールのアル・ラーヤンに所属するハメスが移籍を望んでいるとの話題は以前より続いており、スペイン『Mundo Deportivo』はセリエAのローマへ向かうシナリオもあり得たと取り上げている。

しかし、ローマは同じレフティーでもユヴェントスを離れたFWパウロ・ディバラを選んだ。妥当な選択だろう。これでハメス欧州復帰への選択肢が1つ減ったと同メディアは見ている。
カタール・スターズリーグは8月より始まり、ハメスの所属するアル・ラーヤンは3日に初戦を迎える。クラブとの契約は2024年までとなっているが、このままカタールでプレイを続けることになるのだろうか。

ハメスといえば8年前のワールドカップ・ブラジル大会での活躍が印象的だが、移籍したレアル・マドリードで出番を失ったあたりから評価が怪しくなってしまった。その後はイングランドのエヴァートンにも向かったが、これも上手くいかず。

そして驚きのカタール行きを決断したわけだが、選択肢としては正しくなかったのだろう。甘いマスクを持つコロンビアの貴公子も31歳を迎えたが、もう一度欧州でプレイすることはできるか。

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