プレミア王者シティのPSM初戦は2ゴールでの勝利 “キング”デ・ブライネはハイパフォーマンスを維持し新シーズンへ

クラブ・アメリカ戦では2ゴールのケビン・デ・ブライネ photo/Getty images

昨季の調子を保っている

マンチェスター・シティが今季初戦となるクラブ・アメリカとのプレシーズンマッチを21日に戦った。注目のストライカーFWアーリング・ハーランドの起用はなかったが、新戦力や若手を積極的に起用して2-1とまずは白星スタートとなった。

この試合で別格のパフォーマンスを披露したのが、ケビン・デ・ブライネだ。近年は負傷や疲労の影響もあってシーズン序盤は本領発揮とはならなかったベルギー代表MFだが、今季のPSMは昨季の終盤の調子を継続するような働きを見せてくれた。

まずは30分、左サイドからジャック・グリーリッシュと共に突破すると、ボックス外からミドルシュートを放つ。ボールはゴール右に吸い込まれ、セービングの名手として知られるギシェルモ・オチョアも触れることはできなかった。
さらに前半終了間際のシーンでは得意のゴール前への動き出しからパスを受けると、ボックス内から右足を振り抜く。GKの股を抜く技ありゴールで追加点を決め、前半だけで2得点と好調さアピールした。その後はジェイムズ・マカティと交代でベンチに下がる71分までプレイしており、クラブ・アメリカ戦のマン・オブザ・マッチに選ばれた。

英『manchester evening news』では試合後にクラブ・アメリカ戦のパフォーマンスを採点しており、デ・ブライネは10点中チーム最多の8点を獲得している。同紙でも「最高の状態にある」とコンディションの状態が高いと主張しており、PSM初戦は彼が主役となった。

シティにとってチームの中心であるデ・ブライネがシーズン序盤から高いコンディションを維持しているのは大きな武器となる。彼のパスに合わせられる嗅覚を持った選手はすでにフリアン・アルバレスとハーランドで揃っており、来季はこのデ・ブライネがより驚異的な存在としてプレミアリーグに君臨することになるだろう。

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