欧州サッカーに戻りつつある日常 アイスランド代表に久々響いたヴァイキング・クラップの轟音

女子EURO2022でチームを応援するアイスランドのサポーター photo/Getty Images

今度の舞台は女子サッカーだ

EURO2016、そして2018ワールドカップ・ロシア大会と、両大会を大きく盛り上げてくれた独特の応援があった。アイスランド代表サポーターによるヴァイキング・クラップだ。

サポーター全員で掛け声とともにゆっくりとした拍手から始め、徐々にテンポを上げて大きな手拍子へと変えていく。この応援スタイルは当時も話題を呼んだが、あのヴァイキング・クラップが戻ってきた。

ただ、それは男子サッカーの場ではない。今回の舞台は、現在開催されている女子EURO2022だ。イギリスで開催されている女子EURO2022にて、アイスランドは10日にベルギー代表と対戦。

会場はマンチェスターにあるアカデミー・スタジアムで、キャパシティは7000人。男子のEURO2016やワールドカップに比べるとかなり小規模なスタジアムではある。しかし英『BBC』によると、アイスランドはサポーター2000人が集結。そこでヴァイキング・クラップを披露したのだ。

6年前にベスト8まで駒を進めたEURO2016では人工の8%が現地応援へ向かったとも言われているが、アイスランドのサポーターは今でも熱い。男子の方は昨夏のEURO2020、今年のワールドカップ・カタール大会出場を逃しており、寂しい思いもあるだろう。しかし、今年は女子のEURO2022で大いに盛り上がっている。

昨夏のEURO2020でもそうだが、徐々に欧州サッカーは日常を取り戻しつつある。現在男子のアイスランド代表はタレント力の面でも苦戦を強いられているが、いつの日か男子サッカーでも再び大声でのヴァイキング・クラップを聞きたいところ。

今回の女子EURO2022は初戦のベルギー戦こそ小さいスタジアムだったが、当然上のステージへ進めば大規模スタジアムでのプレイが可能になる。準決勝からの会場はシェフィールド・ユナイテッドが使用するブラモール・レーンで収容人数は3万人。もう一つの会場はMKドンズが使用するスタジアムMKで同じく収容人数は3万人。そしてファイナルはウェンブリーだ。

もっと大きなヴァイキング・クラップが聞きたいところだが、女子アイスランド代表はどこまで進めるか。初戦のベルギー戦は1-1のドローと悪くないスタートで、EURO2016に続くミラクルに期待したい。

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