グリマルドにジンチェンコ、S・ゴメスまで アーセナルの新左SBは誰を獲得するべき?

再びアーセナル行きが浮上したオレクサンドル・ジンチェンコ photo/Getty images

タヴァレスは退団する可能性が高いようだ

昨季に続いて最終ラインの補強を目指すアーセナル。ベンフィカから獲得したヌーノ・タヴァレスは今夏で退団の可能性があり、キーラン・ティアニーとポジションを争える選手をアーセナルは探しているようだ。

移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によると、マンチェスター・シティのDFオレクサンドル・ジンチェンコとアンデルレヒトのDFセルヒオ・ゴメスにアーセナルは興味を示しているという。

攻撃的MFからコンバートされシティで左サイドバックを務めるジンチェンコ。足元でボールを扱う技術は高く、ミスせずボールを前進させることができる。左サイドで高い位置を取ればドリブル突破や高精度のクロスから好機を演出することも可能で、プレイの幅が広い。守備力は並以上であり、サウサンプトンやアストン・ヴィラなどプレミアの中位、下位のクラブであれば隙を見せることはない。シティは要求額を払うのであれば売却を容認する姿勢を見せており、アーセナル次第となる。
ゴメスもジンチェンコと同じく攻撃的MFからポジションを変え、左サイドバックを務めている。積極的なオーバーラップが強みの選手であり、昨季は49試合で7ゴール15アシストの数字を残している。SBながらビッグチャンスクリエイト数15回を記録しており、その攻撃力の高さは本物だ。しかし昨季アンデルレヒトから獲得したアルベール・サンビ・ロコンガはプレミアの強度に苦戦しており、獲得は慎重になったほうがいいかもしれない。

さらにベンフィカのアレハンドロ・グリマルドも獲得候補に挙がっており、アーセナルは新たな左SBに攻撃性能の高さを求めていることが分かる。ただ、ある程度の守備力も必要で、プレミアに慣れているジンチェンコ獲得が最良の手だと予想できる(データは『SofaScore』より)。

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