リヴァプールでの引退もあるか 3年契約締結でクラブ残留を決めたサラー

契約延長を決めたサラー photo/Getty Images

歴代トップの年俸に

リヴァプールサポーターが待ちわびた瞬間がやってきた。クラブは、昨季のプレミアリーグ得点王であるモハメド・サラーとの契約を2025年まで更新したことを発表。得点源であるサラーの残留にファンも安堵したことだろう。

すでにサディオ・マネがバイエルンへと移籍を決め、2023年までの契約だったサラーも交渉がどう進むか不透明なまま今オフを迎えていた。万が一、契約を更新しないのであれば、来夏フリーでの放出を防ぐために今夏に売却の可能性もあったサラー。マネに加えてサラーも放出となれば、クラブにとって大打撃となったがサラーは残留を決断した。

同選手は2017-18シーズンに加入し、3度のプレミアリーグ得点王を獲得するなど、リーグトップクラスのストライカーへと成長した。昨季は英『SkySports』のインタビューにて「サッカー人生最後の日まで(リヴァプールへ)残留したい」と語るなどクラブ愛を口にしてきた。それでも契約や金額面で折り合いが合わず、ここまで時間がかかってしまったが、2025年まではリヴァプールへ残留することが決定。このままサラーがこのチームで引退することもあるのではないか。

今回の契約締結により、クラブ史上最高額の年俸となった。それでも彼がリヴァプールへと与えた影響や栄光は非常に大きく、これからもそれは続いていくことだろう。ユルゲン・クロップ監督はクラブ公式のインタビューにて喜びのコメントとともに「モー(サラー)の最盛期はまだ先だと信じているよ」と期待の声を寄せている。

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