キエッリーニに続き22歳の主軸CBも放出の危機?  “オランダの未来”を巡ってBIG6内で争奪戦か

プレミア行きの可能性が報じられているマタイス・デ・リフト photo/Getty images

プレミアのクラブが獲得を目指しているようだ

ユヴェントスからパウロ・ディバラ、フェデリコ・ベルナルデスキ、アルバロ・モラタの退団が正式に発表された。モラタは再獲得に向けて保有元のアトレティコ・マドリードと交渉をするようだが、ジョルジョ・キエッリーニをはじめ多くの選手がクラブを去ることになる。

そんなユヴェントスだが、キエッリーニに続いて守備陣の主軸となる選手に移籍の可能性があるようだ。それがDFマタイス・デ・リフトである。

オランダの名門アヤックスからやってきた22歳のセンターバックで、昨季はリーグ戦に2675分出場しており、最終ラインでは最も多いプレイタイムを得た。若手とは思えないキャプテンシーを持ったディフェンスリーダーで、守備では強度高く、ビルドアップでは攻撃に貢献できる現代的なDFである。
伊『La Gazzetta dello Sport』によれば報道されているチェルシーに続いてマンチェスター・シティもデ・リフトの獲得に興味を示しているという。デ・リフトには1億2000万ユーロ(日本円にして約171億円)の契約解除金が設定されており、どちらが支払うことになるのか。

可能性が高いのはチェルシーだ。すでにユヴェントスと接触しており、ティモ・ヴェルナーやクリスティアン・プリシッチを含めたオファーを送っているという。ただユヴェントス側はそれを拒否しており、再び交渉が行われると予想できる。

シティはネイサン・アケを売却した場合のみ獲得に動くことになるだろう。アケにはチェルシーが興味を示しておりオファーがあったようだが、英『manchester evening news』によるとシティはアケの代役が見つからない限り売却はしない姿勢を見せているという。そのためデ・リフト、もしくは別のセンターバックを獲得する算段が付いた場合、アケが放出されることになるか。

オランダとイタリアを経験し、次はイングランドが活躍の舞台となりそうなデ・リフト。その実力は確かであり、現状世界最高峰とされるリーグでプレイすることになるのだろうか。

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