トッテナムがエヴァートンの主軸2枚を両取りか ラメラとのトレードでやってきたスペイン代表FWにチャンスは与えられない?

昨季はバレンシアにレンタル移籍し、存在感を示したブライアン・ヒル photo/Getty images

期待の若手のはずだが

昨季4位でリーグ戦をフィニッシュしたトッテナムは22-23シーズンに向けて積極的な補強を見せている。すでにフレイザー・フォースター、イヴァン・ペリシッチ、イヴ・ビスマの3人を獲得しており、次はウイングバックやセンターバックの補強が予想されている。

英『football.london』によるとエヴァートンのリシャルリソンとアンソニー・ゴードンの両取りをスパーズは画策しているようだ。両者ともに若いアタッカーであり、獲得できれば戦力アップは間違いない。

リシャルリソンとゴードンを加えられれば素晴らしい補強になるとは予想できるが、既存戦力はどうなるのか。セビージャからエリク・ラメラのトレードプラス、2500万ユーロの移籍金で獲得されたFWブライアン・ヒルのことだ。
前ヌーノ・エスピリト・サント政権時に獲得されるも思うように起用されず、昨季の後半戦はバレンシアにローンで出されていたスペイン代表FW。移籍後はすぐにチームに馴染みリーグ戦では15試合で1アシストと結果を残した。得意のドリブルも切れ味に磨きがかかっており、この期限付き移籍は成功だった。

だが、リシャルリソンとゴードンの獲得を目指しているところを見ると、スパーズでは居場所がないように思える。

英『football.london』によるとひとまずヒルはこの夏スパーズに戻り、プレシーズンマッチを戦うようだ。そこでアントニオ・コンテが見定め、ヒルの22-23シーズンの所属クラブが決まることになる。

バレンシアでは自身のウィークポイントであるフィジカルを強化したヒル。西『AS』では「食事などの習慣を変えた」と話しており、改善を目指しているようだ。持っている実力は本物であり、プレシーズンマッチでどこまでアピールできるかがカギとなるだろう。

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