4000万ポンドで獲得もリーグ戦のプレイタイムは“1000分以下” シティで1番手になれないオランダ代表DFの現在地

マンチェスター・シティで本領発揮とはなっていないネイサン・アケ photo/Getty images

怪我での離脱が多くなっている

プレミアリーグのタイトルを獲得し、連覇を達成したマンチェスター・シティ。リーグ最多となる99ゴールを決めた攻撃陣にスポットライトが当たることになるが、昨季は守備の安定がチームを支えていた。失点数26はリヴァプールと並んで最少の数字であり、守備陣が優勝に大きく貢献している

そんな守備陣の選手層は世界的に見ても厚い。とくにセンターバックはルベン・ディアス、アイメリック・ラポルト、ジョン・ストーンズ、ネイサン・アケと各国代表級の選手が揃っており、試合ごとにジョゼップ・グアルディオラ監督がベストな2人を起用する。

昨シーズンはディアスとラポルトのコンビが多かった。ラポルトは怪我での離脱がなく安定したパフォーマンスを披露しており、評価を上げた一年になったといえる。

反対にストーンズとアケは評価を下げてしまった。ストーンズは怪我での離脱が多く、アケは終盤に復帰したがコンディションが整っていないのか本職が中盤のフェルナンジーニョにセンターバックのポジションを奪われてしまっていた。

ブライトンからマルク・ククレジャが加わることになれば守備的な左サイドバックとしての優位性も失われてしまう。ククレジャは守備が強みだが、ボールを持って攻撃でも輝ける選手であり、アケとは大きな差がある。

そんなアケを狙うクラブは多くニューカッスルとチェルシーが興味を示している。ニューカッスルは監督のエディ・ハウとはボーンマス時代に共に戦っており、チェルシーは古巣だ。両クラブ共にシティよりは先発の座を掴める可能性が高い。

ただ本人はシティでの競争に意欲的であり、残留の線が濃厚だ。英『manchester evening news』では「昨シーズン(20-21シーズン)は怪我のためプレイできない時期が続いた。今シーズン(21-22シーズン)は100%で戦うことができ、より長い時間ピッチに立つことができた。改善点はそこで多く見つかっているし、来季はもっとプレイできるように全力を尽くす」とコメントしている。

ボーンマスから4000万ポンドの高額な移籍金でやってきたアケ。センターバック、サイドバックでも1番手とはなれておらず、すでに2年が過ぎた。リーグ戦でのプレイタイムは921分と少なく、22-23シーズンは勝負の年となりそうだ。

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