デビューから3年目で代表初ゴール 久保建英はW杯メンバー生き残りへギアを上げる

中盤でスタメン起用された久保 photo/Getty Images

チームの3点目を決める久保

日本代表はキリンカップサッカー2022でガーナ代表と対戦。4-1で勝利し、14日チュニジアの待つ決勝へと進んだ。この試合でチームの3点目を決めた久保建英はうれしい代表初ゴールとなった。

この試合でインサイドハーフを務めた久保だったが、山根視来の得点の起点となる以外で決定的な場面に絡むことができず。それでも73分、三笘薫がドリブルで突破すると、久保は中央でフリーになる。三笘からのパスをダイレクトでシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

これが日本代表での初得点を決めた久保。2019年6月に18歳でA代表デビューを飾り史上2番目の年少出場記録となったが、初ゴールまでに3年を要し、21歳となった。試合後のインタビューで「このまま一生入らないかと思っていました」と口にした久保だが、プレッシャーがかかる中でようやく1つの結果を残してチームに貢献する。
ゴールは決めることができたものの依然として、現状の久保はFIFAワールドカップのメンバーは当落線上だ。14日のチュニジア戦や9月に予定される2試合で違いを見せることができるか。生き残りに向けてこのゴールで勢いを加速させたい。

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