クルトワはカシージャスをも超えたのか レアルのレジェンドと比較される圧巻の実力

レアルのゴールを守るクルトワ photo/Getty Images

上がり続けるその評価

レアル・マドリードの守護神ティボー・クルトワの評価はどこまで上がっていくのだろうか。

今季はリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグでスーパーセーブを連発し、チームの2冠に貢献したクルトワ。GKとしてシュートストップの能力は世界トップクラスだ。

そのクルトワをレアル専門メディア『The Real Champs』も絶賛しており、クラブのレジェンドでもあるイケル・カシージャスを超える存在になるのではと取り上げる。

カシージャスはレアルで700試合以上ゴールを守ったスーパーレジェンドであり、スペイン代表ではEUROやワールドカップも制した。スペイン全体にとってもレジェンドだ。そのカシージャスとの比較は難しいが、クルトワの評価はレジェンドと比較されるところまで上がっている。

カシージャスは身長が182cmとGKにしては小柄な方で、抜群の反応速度でゴールを守ってきた。一方のクルトワは200cmのサイズがあり、空中戦対応ではクルトワが上をいくか。反応速度でもクルトワが大きく劣るわけではない。

クルトワはアトレティコ・マドリードでプレイしていた時期もあり、リーガ・エスパニョーラではサモラ賞を3度受賞している。この賞はリーグ戦での平均失点数が最も少なかったGKに贈られるタイトルで、クルトワの3回に対してカシージャスは2007-08シーズンの1回のみとなっている。同メディアはこの部分にも触れ、クルトワの方をプッシュしている。

失点はチーム全体の守備にも影響されるため単純に比較はできないが、今季のレアルがラファエル・ヴァランとセルヒオ・ラモスを失っていた点も見逃せない。エデル・ミリトンと新加入のダビド・アラバを中心に新たな守備組織を構築していくことになり、クルトワはリーグ戦で全体6位となる92回、チャンピオンズリーグでは最多となる55回のセーブを記録している。クルトワの頑張りが生まれ変わった最終ラインを大いに助けたのは言うまでもない(データは『WhoScored』より)。

どちらが上かを決める必要はないが、クルトワの評価がレアルのレジェンドと比較されるところまで上がっているのは間違いない。クラブ史に残る名手として記憶されていくのは確実で、今後もカシージャスとのNo.1議論は続いていくことになりそうだ。

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