アーセナル通算《112戦27ゴール》は悪い数字なのか 7200万ポンドFWペペをどう評価する

アーセナルでは思うように出番を掴めていないペペ photo/Getty Images

同じレフティーのサカとそこまで数字に差があるわけではない

現在のアーセナルは攻撃面で若い選手が中心になっており、ブカヨ・サカやエミール・スミス・ロウ、マルティン・ウーデゴーらは実に頼もしい存在だ。

その中で影が薄くなってしまっていたのがFWニコラ・ペペである。7200万ポンドの移籍金でリールからアーセナルに加わったペペだが、その金額に見合う活躍を見せられないまま3年の時が経とうとしている。

チームで主なライバルとなったのは、同じレフティーのサカだ。イングランド代表でも常連になりつつあるサカは今季もリーグ戦で11ゴールを挙げるなど、2列目からチームを引っ張った。アーセナルの将来を背負って立ってほしい逸材だ。

今季ペペがプレミアリーグで681分間しか出番をもらえなかったのに対し、サカは2994分もプレイ。両者の間に開いた差は想像以上に大きなものだ。

とはいえ、ペペも実力の低い選手というわけではない。数字だけでは語れないものもあるが、ペペはアーセナルで通算112試合に出場して27ゴール21アシストの成績を残している。対するサカは131試合で23ゴール29アシストとなっており、ペペとそこまで得点関与率に差があるわけではない。

リールでプレイしていた2018-19シーズンにはリーグ・アンで22ゴールを挙げた実績もあり、本来は得点を量産出来るアタッカーだ。

ペペは今夏にチームを離れるとの話題もあり、環境が変われば再ブレイクもあり得る。一部ではフランス王者パリ・サンジェルマンが興味を示していると言われており、パリはベテランのMFアンヘル・ディ・マリアと今夏に別れることになっている。同じレフティーのペペが後釜候補に浮上しても不思議はなく、ペペにとってはチャンピオンズリーグでプレイするチャンスも出てくる。

アーセナルでは思うようなキャリアを描けていないところもあるが、来季こそペペはリール時代の輝きを取り戻せるのか。このまま落ちていくわけにはいかない。

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