監督としても既に成功しているジダン氏
レアル・マドリードの監督を退任後、休養をとっているジネディーヌ・ジダン氏。彼が監督を務める可能性のあるチームが2つ示唆されている。
選手時代の活躍もさることながら、指導者としての実績も別格なジダン氏。トップチームでの監督経験がなかったにも関わらず、いきなり監督を務めたレアル・マドリードでチャンピオンズリーグ3連覇という偉業を成し遂げた。
英『Daily Mail』によれば、パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は今シーズン終了後に退団する可能性が高く、PSGのオーナーはジダン氏の就任が夢の人事だと話しているようだ。
さらに、ジダン氏はフランス代表監督ディディエ・デシャン監督の後継者とも目されている。フランスサッカー連盟会長ノエル・ル・グラエ氏は、仏『L'Équipe』にこの可能性について話している。
「フランス人の頭の中では、ジダンが後継者なのかもしれない。しかしそれは私の目標ではない。ディディエと私が別々の道を歩むことになれば、ジダンの監督就任は選択肢の1つになるだろう」
「ジダンはPSGの監督を引き受けるかもしれないが、フランス代表監督を選ぶためにはフリーでなければいけない」
明言は避けたものの、ル・グラエ会長はジダン氏がフランス代表監督になる可能性を否定していない。何事もなければ今年11月に開催されるカタールW杯はデシャン監督で臨むはずだが、ワールドカップ後にフランス代表監督が変わる可能性は大いにある。
もしこのタイミングでジダン氏がフランス代表監督の座を手に入れたいのであれば、ル・グラエ会長の言う通り、PSGの監督は引き受けない方がいいだろう。
はたしてジダン氏はどこかのチームと話し合いを進めているのだろうか。