“層の薄さ”が露呈した4年前のCL決勝 欧州屈指の攻撃陣を誇るリヴァプールがリベンジなるか

途中出場のベイルに2ゴールを決められた photo/Getty Images

レアルとCL決勝で対戦

UEFAチャンピオンズリーグの準決勝が終了し、ビジャレアルに勝利したリヴァプールと、マンチェスター・シティに勝利したレアル・マドリードが決勝進出を果たす。2017-18シーズンの再戦となったこの2チームだが、どのような試合を見せてくれるだろうか。

17-18の対戦時は、明らかに状況が異なる2チームだった。レアルはそれまでの2シーズンでCLを連覇しており、絶対王者として3連覇がかかる決勝。対するリヴァプールはプレイオフから参戦して勝利を重ねていき、高い攻撃力と勢いをもって、決勝の舞台へと上がったのは13年ぶりだった。

そんな2チームを大きく分けたのが30分のモハメド・サラーの負傷交代だ。セルヒオ・ラモスと交錯して倒されると、肩を負傷しプレイ続行不可に。サラーは涙を流しながらピッチを後にする。

このシーズン、公式戦40得点以上を挙げたサラーの存在感は大きすぎた。サラーの代わりに入ったアダム・ララーナはスピードを武器として打開するも、決定機に絡むことができない。対するレアルは途中投入のガレス・ベイルが2ゴールを決めて勝利に貢献。リヴァプールにとっては層の厚さも含め、力の差を見せつけられた決勝だったのだ。

あれから4年が経ち、リヴァプールはCL制覇にプレミアリーグ優勝と欧州トップレベルの戦力に成長。当時は欠かすことができなかったフロントスリー以外にもディオゴ・ジョタやルイス・ディアスなども大きく活躍している。サラーに万が一のことがあっても、彼らが得点力を維持できるチームとなった。

今季のレアルはカルロ・アンチェロッティ監督の下、17-18のような圧倒的な強さはないものの粘り強いチームを作り上げている。立場は当時とは逆とまではいかないが、ここ数年はリヴァプールが欧州での地位を高めている。そんなリヴァプールとレアルが4年の時を経てどんな試合を見せてくれるか。昨季はベスト8で対戦してレアルが勝利も、リヴァプールは本調子とはいえなかった。完全体へと近づくリヴァプールが4年前のリベンジを達成できるのか。

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