FKのキッカーをロドリに任せてみるのは? 今季3本目となるミドルシュートを沈めたプレミア最高のアンカー

正確な配球に加え今季はミドルシュートを見せるようになったロドリ photo/Getty images

年々練度が増していく

ワトフォードに対し、5-1と簡単に勝ち星を獲得したマンチェスター・シティ。昨季も強かったが、今季はその強さにさらに磨きがかかっており、アンカーであるロドリの成長が見て取れる。

2019年にアトレティコ・マドリードからシティに移籍し、その後はアンカーとしてスタメンを務めている。しかし、昨季は終盤にコンディションを落とし、フェルナンジーニョにポジションを奪われていた。が、今季は落とすことなくここまで来ており、すでに元ブラジル代表MFがつけ入る隙はない。

配球面でのスタッツは素晴らしく、パス成功数2213本は中盤の選手でいえば最多であり、成功率は91%。ロングボール数141本の中盤の選手に限定すればリーグ2番目の数字であり、こちらも71%と成功率は高い。

この精度の高さはパス以外にも生かされており、ミドルレンジからのシュートで今季は多くのゴールを沈めている。直近のワトフォード戦でもミドルシュートを決めており、今季ボックス外から得点を奪った数は3となった。これはジェイムズ・ウォード・プラウズ5本、ケビン・デ・ブライネ4本に次ぐ数字であり、プレミアでは5番目の好成績である。

敵陣、特にボックス内でのマークが厳しいシティからすればロドリのミドルシュートは大きな武器になる。基本的にシティは相手を崩すとき、ボックス内のポケットと呼ばれるポジションからクロスを送ることが多い。工夫がなければこのままはじき返されてしまうが、ロドリがマイナスで待つことができれば、比較的フリーでシュートの体制に入ることができるだろう。

コンディションの安定、守備での貢献に加え、高精度のキックを生かしたミドルシュートを習得したロドリ。スペイン代表ではセルヒオ・ブスケッツの牙城を崩せずにいるが、プレミアでの評価は高く、英『90min』のMFランキングではリヴァプールのファビーニョ、ウェストハムのデクラン・ライスを抜いて2位となっている。まだ25歳というのも非常に魅力的であり、ブスケッツ越えも期待してしまう、そんな選手だ(データは『SofaScore』より)。

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