アーセナルが熱視線送る“ホーミング・クロスの使い手” ベッカムを思い出させるクロス職人とは

アーセナルが獲得に関心を示しているとされるソサ photo/Getty Images

獲得できれば攻守両面で力となるはず

2022年夏、アーセナルは新たな左サイドバックの獲得に動くこととなるか。昨季からスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが離脱してしまうと、一気に同ポジションのクオリティが低下してしまう悩みを抱えていたガナーズ。だが、今季終了後にはテコ入れを行うこととなりそうだ。

現時点でその獲得候補に挙がっているのは、シュツットガルトに所属するクロアチア代表DFボルナ・ソサ(24)だ。英『football.london』によると、アーセナルはかねてより同選手の獲得に興味を抱いていたようで、1月にもシュツットガルトにオファーを提示していたと同メディアは伝えている。残念ながら当時は確保することができなかったものの、今夏の移籍市場で再アタックをかける可能性が高くなっているという。

今季はここまでブンデスリーガで22試合に出場し、左ウイングバックを主戦場としながら1ゴール7アシストを記録しているソサ。なによりの武器はその左足の精度で、21-22シーズンのブンデスでは全体3位となるクロス成功数(54本)を記録している。そのクロスは現地メディアの間で“ホーミング・クロス”と表現されることもあり、かつてイングランド代表などで活躍したデイビッド・ベッカムのものと起動がとてもよく似ていることで知られている。
加えて、タイトな守備にも定評のあるソサ。データサイト『SofaScore』によると、今季の地上戦勝率は59.46%となっており、チームで2番目の数値をマークしている。もしアーセナルが無事に確保することができれば、彼は攻守両面でチームの助けになることだろう。

アーセナルが目をつけるクロアチア代表DF。“ホーミング・クロスの使い手”が加入となれば、この上なく心強い存在となるはずだ。

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