セビージャとの上位対決を制した会心の一撃 好調バルサを司る若き才能

決勝点を決めたペドリ photo/Getty Images

ペドリの得点で1-0と勝利する

バルセロナはリーガ・エスパニョーラ第30節でセビージャと対戦。注目の上位対決はペドリのゴールを守り切ったバルサが1-0で勝利した。決勝点を決めたペドリは、自身のテクニックを十分に見せつけてチームに勝利をもたらした。

両者決定機を作るものの、GKの好セーブでゴールを割らせずスコアレスで試合が進んでいく。勝負を決めたのは19歳の右足だった。72分、ペナルティエリア外でボールを受けると、中央からシュートフェイントを入れてDFを次々とかわす。

シュートコースが生まれたタイミングで右足を振り抜くと、ボールはシュート左隅に決まり、バルサが欲しかった先制点をゲットする。その後も粘り強い守備で1点を守り切り、バルサがリーグ6連勝を飾った。

ペドリはボールを受けた瞬間にシュートモーションに入り、ダイレクトで打つような素振りを見せた。守備陣はそれに反応し、ブロックしようと足を伸ばす。しかしペドリは巧みなフェイントで守備をかわし、シュートコースを自ら作り出した。19歳とは思えない技術力で、ゴールネットを揺らした。

勝ち点3差で上位にいたセビージャを直接破り、1試合少ないながら勝ち点で並んだバルセロナ。昨季大きなブレイクを果たし、今季も才能を輝かせる19歳が後半戦で脅威の強さを発揮するバルサの中心となっている。

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