勝率は驚異の《73.91%》 1試合平均2.75ゴールも奪う攻撃集団作ったテン・ハーグはどこへいく

アヤックスで見事な結果を残すテン・ハーグ photo/Getty Images

次は5大リーグでの指揮が見たい

今世界で最も注目を集める指揮官に、アヤックスを指揮する52歳のエリック・テン・ハーグが挙げられる。

バイエルンのセカンドチームを除けば、エリック・テン・ハーグはこれまでゴー・アヘッド・イーグルス、ユトレヒト、そしてアヤックスと、オランダ国内でしか仕事をしていない。5大リーグでの指揮は未経験だ。

とはいえアヤックスでの実績は十分だ。今でこそアヤックスはオランダ国内の常勝軍団のように扱われているが、2014-15シーズンからは4シーズン連続で2位に終わっている。なかなかタイトルを獲得出来ない時期が続き、クラブは2017年冬にエリック・テン・ハーグに指揮を任せることになったのだ。

エリック・テン・ハーグはその期待に見事応え、2018-19シーズンからリーグ制覇を達成。2018-19シーズンにはチャンピオンズリーグでもベスト4へ入るサプライズを見せた。これはフロントの頑張りも大きいが、エリック・テン・ハーグの指導力の賜物と言っていい。

昨季もリーグ制覇を達成し、2019-20シーズンも優勝には近づいていた。最終的には新型コロナウイルスの影響で打ち切りとなったが、実質昨季と合わせて3連覇に近い。

ここまでアヤックスでの通算成績は207試合で153勝26分28敗。勝率は驚異の73.91%となっており、何度かビッグクラブに主力を引き抜かれながらも王者の座を守ってきた。今季も首位をキープしており、優勝の可能性は高い。

魅力的なのが攻撃的なスタイルで、アヤックスでは207試合で570のゴールを奪っている。1試合平均2.75ゴールのペースとなっており、失点数も174失点で1試合平均0.84点に抑えられている。

今ではマンチェスター・ユナイテッドが接近していると言われるが、エリック・テン・ハーグのスタイルはオールド・トラッフォードのサポーターを熱狂させられるだろう。補強が噛み合うかどうかも重要だが、ひとまず手腕は確かと言っていいはずだ。

そろそろ本人もステップアップを考えるタイミングのはずで、5大リーグのタイトル獲得が次なる目標となる。また1人プレミアリーグに実力ある指揮官がやってくるのか、来季の動きが楽しみだ。

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