東京五輪組にはチャンス到来? FWの怪我人続出でピンチの森保ジャパンに救世主は

林大地らFW陣の奮闘に期待 photo/Getty Images

大迫に続き前田も辞退へ

日本代表は大迫勇也に続き、前田大然もコンディション不良によって辞退することが決定。スコティッシュ・プレミアシップ第31節のロス・カウンティー戦でゴールを決めていた。

追加の招集はなくFW登録のプレイヤーは、3名のみとなった。古橋亨梧が長期離脱を強いられ、大迫勇也も怪我で招集辞退となった状況で、期待されるのは東京五輪の主力となったFWたちの活躍だ。

FW3名のうち上田綺世と林大地は、U-24日本代表で最前線としてチームに貢献。五輪後も上田は鹿島でエースに成長し、林もシント・トロイデンへ移籍して経験を積んだ。三笘薫や田中碧ら五輪メンバーも多く、オーストラリア撃破に向け新戦力の台頭に期待が高まっている。

大迫のプレイスタイルを求めるなら林がファーストチョイスとなるだろう。前線で身体の強さを活かしてポストプレイで起点を作る。相手の守備陣の疲労が溜まってきた時間帯にストライカーとして非凡なセンスを誇る上田を出場させることができれば、さらに同選手の良さも引き立つはずだ。

森保ジャパンとしては緊急事態だが、若いストライカーたちにはチャンスでしかない。同じ五輪世代の前田は悔しさを仲間に託すこととなるが、2022年そして2026年に代表のエースとなる男たちが、日本を7大会連続のワールドカップ本大会出場へと導く。

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