[動画あり]今季22ゴール目をゲット シティで最も個人での打開を得意とする右サイドの魔術師

マンチェスター・シティの前線で最も頼れるマフレズ photo/Getty images

サウサンプトン戦のゴールは見事だった

FAカップ準々決勝サウサンプトン対マンチェスター・シティの一戦が行われ、1-4でシティが快勝を収めている。シティとしては今季の対サウサンプトンが2引き分けと相性が悪く、なかなか勝ちきれない相手だったが、フィル・フォーデン、リヤド・マフレズ投入で一気に攻撃の質が上がり、白星を収めている。これでシティは準決勝に進出を決めており、昨季チェルシーに敗れたステージまで再び勝ち上がってきた。

そんなシティだが、前述したように試合の流れを変えたのは交代選手だった。試合を通してサウサンプトンのハイプレスを攻略できたわけではなかったが、前線の選手が個で違いを作った。

その中でもマフレズは別格だった。今季は自慢の切れ味抜群のドリブルに加え得点面での働きが素晴らしく、プレミアでは10ゴール、CLでは6ゴール、カラバオカップでは2ゴール、FAカップで4ゴールと全コンペティションを合わせて22ゴールを決めている。ラヒーム・スターリングもリーグ戦だけでいえばマフレズと同じく10ゴールを決めているが他が少なく、13ゴールとなっている。

得点数からも分かるが、ここ最近のマフレズはどの試合でも決定的なチャンスを生み出すことができるプレイヤーになっている。加入当初は先発から起用すればある程度は存在感を示せていたが、途中投入ではゲームに入れず影が薄くなってしまうシーンが散見されていた。しかし、シティでの試合をこなすにつれて先発、途中投入どちらからでも存在感を示せるようになっており、非常に頼れるアタッカーとなっている。シーズン序盤はガブリエウ・ジェズスにポジションを奪われかけることもあったが、今では両者の差は大きい。

契約は2023年までとなっているマフレズ。31歳と若い選手ではないが、個人で打開できるシティにとって数少ない選手であり、クラブとの契約延長を待ちたい。


「参照元:Twitter(@EmiratesFACup)」

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