フィルミーノがプレミアで10月以来のゴール 負傷離脱増も大事な試合で結果を残す

フィルミーノのゴールが勝負を決めた photo/Getty Images

試合を決める2点目を奪った

プレミアリーグ第27節でリヴァプールとアーセナルが対戦。後半に2ゴールを記録したリヴァプールが2-0と勝利した。勝利を決定づける追加点を決めたのは、怪我から復帰したロベルト・フィルミーノだった。

今節ベンチ入りを果たしたフィルミーノは、スコアレスで迎えた後半にユルゲン・クロップ監督に呼ばれて交代の準備を進める。同じタイミングで途中出場するモハメド・サラーとともにサイドラインに立ち、ボールがピッチ外に出たら交代という状況下で、リヴァプールはディオゴ・ジョタがゴールネットを揺らして先制点を奪った。

サイドライン中央でゴールを見守り、つい数秒前まで熱狂の渦の中心にいたジョタとの交代で56分にピッチに入ったフィルミーノ。彼もわずか6分でエミレーツスタジアムに駆け付けたリヴァプールファンを歓喜させる。

素早い切り替えからボールを奪ったアンドリュー・ロバートソンのクロスにフィルミーノがニアで合わせて流し込み、追加点を決めた。フィルミーノはFAカップやUEFAチャンピオンズリーグでのゴールはあったが、プレミアリーグでの得点は、第8節のワトフォード戦のハットトリック以来となる今季5ゴール目。今シーズンは何度も怪我で離脱を繰り返し、その間にジョタやマネが3トップの中央で輝きを放っており、自身としては不本意なシーズンかもしれない。それでもここぞの場面で結果を出せるフィルミーノの存在はリヴァプールにとって非常に大きなものだ。

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