菅原、橋岡ら加わる右SBの熾烈なポジション争い 森保一監督は誰を選ぶのか

菅原や橋岡が呼ばれることは十分に考えられる photo/Getty images

活きのいい選手は揃っている

ワールドカップ・カタール大会に向けたアジア最終予選を戦っている日本代表は、24日にアウェイでオーストラリア戦を迎えることになっている。ここで勝利を掴み取れば本選出場が決まる試合となっており、期待がかかる。

そんなサムライブルーは16日にアジア最終予選を戦うメンバーを発表することになっており、森保一監督は新型コロナウイルスの影響もあって本来の23名にプラスして何名を多めに招集するとオンライン取材で明かしている。

そこで気になるのは右サイドバックの人選だ。現状では酒井宏樹、山根視来が選ばれることが多くなっているが、未招集でも面白い人材はいる。

森保監督は若手の召集も示唆しており、AZ菅原由勢は選ばれる可能性が高い若手だ。21歳と若い選手だが、エールディヴィジのAZでは右SBとして地位を確立しており、右サイドハーフでもプレイするようになっている。成長著しい若手の一人であり、2020年以来の招集はあるのか。

浦和レッズ出身で現在はシント・トロイデンでプレイしている酒井宏樹の後継者・橋岡大樹も代表で見てみたい人材だ。今季のシント・トロイデンでは27試合に出場しており、直近のヘンク戦では1アシストを記録している。守備でも判断はまだまだ改善の余地はあるが、攻撃面での推進力は素晴らしくチームに大いに貢献している。

若手ではないが怪我からピッチに戻り、ハノーファーでプレイしている室屋成の代表復帰も期待したい。山根が台頭するまでは彼が酒井の控えであり、高評価をされていた。しかし、負傷から代表での存在感は薄くなっている。攻守両面で高強度のプレイを提供できる選手であり、彼が万全の状態であれば右SBのポジション争いに割って入ることは可能だ。

招集外でもこれだけの人材を揃えている日本サッカーの右SB。国内でも横浜F・マリノスの小池龍太やコンサドーレ札幌の田中駿汰など気になる選手も多く、森保監督が誰を選ぶのか注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ