日本の至宝・久保建英は2022年に覚醒するのか “レアルの将来”担ってほしい若き3戦士

マジョルカで奮闘する久保 photo/Getty Images

今年のスタートは印象的だ

果たして2022年は日本代表MF久保建英にとって覚醒の1年となるだろうか。所属元のレアル・マドリードへの復帰案を含め、今年が始まってからポジティブな話題も多い。

特に2月のパフォーマンスは良好で、マジョルカに所属する久保は2月5日のカディス戦、14日のアスレティック・ビルバオ戦で4回ずつチャンスメイクを記録。さらに26日のバレンシア戦でも5回のチャンスメイクを記録しており、攻撃を牽引していた。

今季は怪我で離脱している時期があったが、マジョルカではMFダニ・ロドリゲスに次いで2番目に多い27回のチャンスメイク数、ドリブル成功数はダニ・ロドリゲス、パブロ・マフェオに次いで3番目に多い30回、シュート数はチームトップの36本を記録するなど、攻撃面で目立っている。

ダニ・ロドリゲス、マフェオは久保よりプレイタイムが1000分ほど多くなっているため、それを考えると久保の数字は印象的だ(データは『WhoScored』より)。

レアル・マドリード専門メディア『The Real Champs』も2022年に入ってからの久保を高く評価しており、「レアル所属組で印象的な3人」にMFエドゥアルド・カマヴィンガ、DFエデル・ミリトンとともにレンタル中の久保の名前を挙げている。3人とも若く、レアルの未来になり得る逸材たちだ。

今年はワールドカップ・カタール大会もある。まだ日本代表が出場できると決まったわけではないが、ここは久保が世界的大ブレイクを果たすにもってこいの舞台だ。

リーガ・エスパニョーラで着実に経験を積み、年齢も今年6月に21歳を迎える。日本の至宝がそろそろ世界のスターになる時なのか。2022年の立ち上がりはポジティブなものとなっている。

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